「SDGs達成働き方改革プログラム」とは
急激な社会環境に迫られる今こそ、SDGsの達成を目指すアプローチが企業の持続可能性を高めます。
「SDGs達成働き方改革プログラム」とは、17の目標のうちの3つのゴール「3:すべての人に健康と福祉を」、「5:ジェンダー平等を実現しよう」、「8:働きがいも経済成長も」を達成するためのプログラムです。多様な人材がそれぞれの強みを発揮し、関わりあうことで互いを尊重し、支えあい、活き活きと働ける組織をつくります。
特に、働き方に制約のある、育児や介護、病気治療中の社員が、家庭と仕事を両立できるよう、企業の制度や仕組みを整備するとともに、一人一人の自律的キャリア形成を促す意識改革に取り組みます。
貴社にあった制度や仕組みの整備は、人材確保、離職防止に効果的であるだけでなく、社員のモチベーションアップにもつながります。
4つのApproach
1 ポジケア・アプローチ
ポジケア(ポジティブケア)・アプローチとは、育児・介護・病気治療等で働き方に制約のある社員を離職させることなく、その経験を「越境学習」として組織に取り込んで、多様な視点から業務を見直し、組織を活性化させるアプローチです。
優秀な人材の定着は、企業の競争力、業務拡大、顧客満足につながります。また、制約のある社員に配慮し、活用していくことは、企業イメージを向上させます。
●育児離職防止コンサルティング
●介護離職防止コンサルティング
●病気治療と仕事との両立支援コンサルティング
ポジケアの種類としては、以下の4つがあげられます。
1⃣社員への支援「セルフ・ケア」
ケア経験を「越境学習」としてポジティブに捉えなおす
自分自身による
・時間管理力
・巻き込み力
・俯瞰的視野
2⃣管理監督者への支援「ライン・ポジケア」
ケア経験者の取得推進をチームに活かす
経営者・人事による
・離職防止企画立案
・人事管理構築
・外部専門家連携窓口
3⃣経営戦略への支援「ボス・ポジケア」
ケア経験者を経営戦略に活かす
外部専門家による
・情報提供
・キャリアコンサルティング
・外部相談窓口
4⃣外部専門的支援「ソト・ポジケア」
ケア取得を推進し、キャリアを支援する
外部専門家による
・情報提供
・キャリアコンサルティング
・外部相談窓口
2 アンコンシャス・バイアスアプローチ
「アンコンシャス・バイアス」とは、「男性は数字に強い」「子育ては女性中心にすべき」など、今までの生活、習慣で無意識にできている考え、一種の偏見のこと。「今・ここ」に目をむけ、捉え方を変えることで、組織と個人のパフォーマンスが向上するといわれています。
●女性活躍推進コンサルティング
●シニア人材戦力化コンサルティング
●ハラスメント防止コンサルタント
3 働きがいアプローチ
働きがいアプローチは、人と企業がワクワクとした未来を描くためのアプローチです。
企業にとって、仕事の意味を提供することは、人材の確保や生産性向上につながります。
仕事を通じて、「未来の社会」を創る意味を感じてもらうための具体的な行動指針(クレド)の作成や、人事評価制度の見直しにより、人材を育成し、従業員のエンゲージメントを高めます。
●行動指針(クレド)や、社内ルールブック作成
●人事評価制度見直しの提案
●同一労働同一賃金コンサルティング
4 労働安全衛生アプローチ
安全衛生管理から攻める取り組みは、「こころと身体の健康」を保つための具体的なアプローチです。メンタルヘルス不調予防と、作業環境を整備することで、ケガの防止、ミスの防止、不正の防止につながり、生産性を向上させます。
●健康経営推進コンサルティング
●ストレスチッェクを活用した快適な職場づくり
●5S、3ム(ムリ・ムラ・ムダ)活動